サンマーメン
サンマーメンは神奈川県のご当地ラーメンで神奈川県南東部に広く普及しているラーメンの一種。「サンマが入っている」 と誤解されることが多いが無関係である。
細麺を使用した塩ラーメンや醤油ラーメンにもやし入りの餡をかけ食感が残る程度に炒めた麺料理である。炒めたもやしにはキャベツやきくらげなどの野菜かまぼこ薄切りの豚肉などが入っており皿うどんのあんかけとよく似ている。
あんかけの主な材料はもやしであるが元来は「肉そば」で使用する肉の量を減らし野菜の量を増やしたものとされる。神奈川県内のラーメン店では、ほとんどの店でメニューにあんかけが載っており通常のラーメンよりも値段が安いことが多い。
桑田佳祐が番組で紹介しているように横浜市を中心に神奈川県でよく食べられている。神奈川県以外の周辺地域でも数10年前から見る。神奈川県の中華料理店組合が県の郷土料理としてサンマーメンを奨励している。
また神奈川県では小田急小田原線沿線北部や西湘地区ではあまり食べられておらず、かながわサンマーメンの会加盟店の店舗がない区も多い。
サンマーメンの起源は1930年当時、聘珍樓の総料理長によって発明された麺料理であり、それを証明するために昭和初期の聘珍樓の文献に「生碼麺」と既に記載されている。
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