徳島ラーメンは徳島県のご当地ラーメン。白・茶・黄の3種類に大別されるスープと、その上に乗せる肉を特徴とする。中華そば「いのたに」が平成10年に新横浜ラーメン博物館に期間限定で出店したことで全国的に知られるようになりました。
徳島ラーメンは戦後昭和24年屋台として始まったと言われています。 徳島でとんこつラーメンが普及したのは日本ハムの前身である徳島ハムが安価なとんこつを大量に提供していたからだと言われている。 夜鳴きそばや街角の人気ラーメン店が発祥。庶民の空腹を満たしながら自然に広がり70年以上の長い歴史の中で変化を遂げてきました。そのため次の世代の職人が全く違う色の徳島ラーメンを開発する可能性もある。
スープには大きく分けて白、茶、黄の3種類があります。発祥地から白=小松島系、茶=徳島系、黄=鳴門系と分類されることがある。
いわゆる淡口醤油味の白とんこつ、淡口醤油味の中薄茶色(黒)鶏がらスープや野菜を使った淡口醤油味の淡黄色のスープである。
大まかな分類ではあるが鶏ガラと豚骨を主原料とし、これらを組み合わせて出汁を取る店が多い。店ごとに昆布や鰹節などの魚介類の要素を加えたアレンジが施されておりスープは複雑な旨味と和風の味わいがある。店によってはハーブやスパイスを隠し味にして百家争鳴である。
豚バラ薄切り肉、醤油、砂糖、みりん、甘辛く煮た肉を乗せています。肉質や脂肪の割合は店によって異なり塩加減や切り口の幅も店の個性を表しています。牛肉やチャーシューをトッピングする店も出てきた。
肉汁や脂肪を時間をかけて熱いスープに投入することで味を変える役割がある。
麺は短く縮みが少なく硬さも柔らかい。具はネギ、メンマ もやしなど。
生卵 (特に茶) が特徴で、ほとんどの店で生卵をトッピングしている。そのため、すき焼きのようなラーメンと呼ぶ人もいます。
主な店舗
【茶系】
中華そばいのたに
新横浜のラーメン博物館に出店したことで「中華そばいのたに」は多くの人に知られるようになりました。茶系の発祥といわれる老舗で昼時や休日は行列ができることが多いという。
r.gnavi.co.jpラーメン東大 大道本店
徳島や四国だけでなく中国地方や関西、東海にも店舗があり「徳島ラーメン」を全国に展開している名店として知られる。徳島ラーメンの定番トッピングである生卵が無料で食べ放題になるのも魅力です。
r.gnavi.co.jp中華そば田村
中華そば田村はおしゃれなカフェ風の外観で女性客が多いです。鶏ガラと豚骨をたっぷりと一日中煮込んだ濃厚なスープが特徴。こってりした味が苦手な方にはあっさりとした味にしてくれるし魚介の効果が強いメニューもあるので、それぞれの味に合わせた味を提供してくれるので安心。
r.gnavi.co.jp【白系】
岡本中華
60年以上続く白系の老舗。創業60年以上の老舗ラーメン店。時間をかけて丁寧に作られた乳白色のスープは臭みがなく、まろやかでコクがあり後味もすっきりして飲みやすい。
r.gnavi.co.jp銀座一福 本店
60年以上伝統の味を守り続ける徳島中華そばの老舗。古くから地元の人々に愛されてきた名店。昭和26年の創業以来受け継がれている濃厚なスープは、徳島在住の中国人から教わったもの。老若男女問わず食べやすい、まろやかな中華そばの「本格的な味」が味わえる。
r.gnavi.co.jp【黄系】
中華そば かわい
コクのあるスープが魅力。茶系のコクと後味の薄い黄系がバランスの良いスープが自慢です。豚骨、鶏ガラ野菜がどれも美味しくて優しい味です。徳島県で古くから多くの人を魅了してきた名店「阿波一」の味を継承し喜んでいる地元の人も多い。
r.gnavi.co.jp「金ちゃんラーメン」で知られる徳島製粉では茶系のカップラーメンを販売している。