✅ バイクのチェーン清掃の基本
■ 1. 必要なもの
チェーンクリーナー(パーツクリーナーはゴムに優しくない場合あり)
専用ブラシ(3面ブラシが便利)
ウエス(布)
チェーンルブ(ウェット or ドライ)
ゴム手袋
スタンド(あると作業が楽)
🧽 ■ チェーン清掃のやり方
① 後輪を浮かせて回せる状態にする(できれば) センタースタンド or メンテナンススタンドがあれば楽。
無ければバイクを少し動かしながら作業。
② チェーンクリーナーを吹く プレート、ローラー、リンク部にまんべんなく。
走行後すぐの暖かい状態の方が汚れが落ちやすい。
③ ブラシでこすって汚れを落とす 上・横・下の3方向。
ゴシゴシやりすぎるとOリングを痛めるので、ほどほどの力で。
④ ウエスでしっかり拭き取る 黒い汚れがなくなるまで。
洗浄液が残っているとルブがなじまないので、ここが重要。
🛢 ■ チェーン給油のやり方(仕上げ)
⑤ チェーンルブを均一に吹く ローラーとOリングの間に入るように軽く。
吹きすぎると飛び散ってホイールが汚れる。
⑥ 5〜10分放置して浸透させる
🔧 ■ チェーン調整の基本
● 適正なたるみ量を確認 車種により違うが、多くは 20〜30mm 程度 スイングアームに「チェーン調整値」の刻印がある。
調整手順(一般的なネイキッド/スポーツ/オフ車)
アクスルナット(後輪シャフト)を緩める
左右のアジャスターボルトを回して調整 左右の目盛りを必ず合わせる(タイヤが曲がる原因になる)
アクスルナットを規定トルクで締め付け チェーンのたるみを再確認
🕒 ■ 作業頻度の目安
清掃/給油:500〜800kmごと (雨の後・長距離の後は早め)
調整:1000kmごとにチェック 伸びてきたらすぐ調整。
⚠️ 注意点
張りすぎると スプロケやベアリング破損 の原因。
緩すぎると 外れ・バタつき・加速不良 の原因。
チェーンに直接パーツクリーナーを多用するのは、 Oリングを痛めるため非推奨(チェーンクリーナー推奨)。
🎙️音声:VOICEVOX:離途 https://voicevox.hiroshiba.jp/
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