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走りの90%はチェーンで決まる|ロスゼロを目指すメンテ法

✅ バイクのチェーン清掃の基本

■ 1. 必要なもの

チェーンクリーナー(パーツクリーナーはゴムに優しくない場合あり)

専用ブラシ(3面ブラシが便利)

ウエス(布)

チェーンルブ(ウェット or ドライ)

ゴム手袋

スタンド(あると作業が楽)

🧽 ■ チェーン清掃のやり方

① 後輪を浮かせて回せる状態にする(できれば) センタースタンド or メンテナンススタンドがあれば楽。

無ければバイクを少し動かしながら作業。

② チェーンクリーナーを吹く プレート、ローラー、リンク部にまんべんなく。

走行後すぐの暖かい状態の方が汚れが落ちやすい。

③ ブラシでこすって汚れを落とす 上・横・下の3方向。

ゴシゴシやりすぎるとOリングを痛めるので、ほどほどの力で。

④ ウエスでしっかり拭き取る 黒い汚れがなくなるまで。

洗浄液が残っているとルブがなじまないので、ここが重要。

🛢 ■ チェーン給油のやり方(仕上げ)

⑤ チェーンルブを均一に吹く ローラーとOリングの間に入るように軽く。

吹きすぎると飛び散ってホイールが汚れる。

⑥ 5〜10分放置して浸透させる

🔧 ■ チェーン調整の基本

● 適正なたるみ量を確認 車種により違うが、多くは 20〜30mm 程度 スイングアームに「チェーン調整値」の刻印がある。

調整手順(一般的なネイキッド/スポーツ/オフ車)

アクスルナット(後輪シャフト)を緩める

左右のアジャスターボルトを回して調整 左右の目盛りを必ず合わせる(タイヤが曲がる原因になる)

アクスルナットを規定トルクで締め付け チェーンのたるみを再確認

🕒 ■ 作業頻度の目安

清掃/給油:500〜800kmごと (雨の後・長距離の後は早め)

調整:1000kmごとにチェック 伸びてきたらすぐ調整。

⚠️ 注意点

張りすぎると スプロケやベアリング破損 の原因。

緩すぎると 外れ・バタつき・加速不良 の原因。

チェーンに直接パーツクリーナーを多用するのは、 Oリングを痛めるため非推奨(チェーンクリーナー推奨)。

🎙️音声:VOICEVOX:離途 https://voicevox.hiroshiba.jp/

🎵 BGM:Until_Shadows_Fade/著作権フリー音源使用