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絶景スポットを訪れる北陸・甲信越の旅【名道リスト】

北陸・甲信越のツーリングは、自然の美しさと多様な風景を楽しむことができる素晴らしい体験です。

新潟県で最初に訪れたのは光ヶ原高原。標高800メートルから1,100メートルに位置し、頸城平野を一望できる絶景スポットです。天気が良ければ、遠くに佐渡や能登半島も見渡せます。 次に向かったのは龍ヶ窪の池。津南町の山中にあるこの池は、日本100名泉に選ばれており、透明度の高い水が美しいです。周囲の木々の緑が水面に映り込み、まるで絵画のような風景が広がっていました。

富山県では、まず相倉合掌集落を訪れました。世界遺産に登録されているこの集落は、立山連峰を背景にした合掌造りの家々が並び、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。次に訪れたのは称名滝。落差350メートルの日本一の滝で、その迫力に圧倒されました。夏でもひんやりとした空気が流れており、涼を求めるには最適なスポットです。

石川県では、まず千里浜なぎさドライブウェイを走りました。日本で唯一、車やバイクで砂浜を走れるドライブウェイで、波打ち際を走る爽快感は他では味わえません。次に訪れたのは空中展望台 スカイバード。珠洲岬にあるこの展望台は、崖から海へと突き出しており、まるで空中に浮いているかのような感覚を味わえます。

長野県では、まずビーナスラインを走りました。標高1,000メートル以上の高原を走るこのルートは、八ヶ岳や美ヶ原高原などの絶景を楽しむことができます。次に訪れたのは戸隠神社。古くからの信仰の地で、静寂に包まれた神聖な雰囲気が漂っていました。

北陸・甲信越のツーリングは、自然の美しさと多様な風景を存分に楽しむことができる素晴らしい体験でした。次回はぜひ、他の季節にも訪れてみたいと思います。

山梨県

富士スバルライン/県道707号線

富士スバルライン五号目

富士スバルラインは、山梨県にある有料道路で、富士山の五合目まで続いています。この道路は全長約30kmで、河口湖から五合目までの山岳ドライブウェイです。標高2,305mの五合目に到達するまでに、アカマツやツガ、シラビソなどの森林帯を通り抜け、ダイナミックなパノラマが楽しめます。五合目では、富士五湖や雲海を見下ろす絶景が広がり、富士山グルメやお土産も楽しめます。特に、富士山カレーや富士山メロンパンなどが人気です。また、富士スバルラインは観光バスや自動車でのアクセスが便利で、中央自動車道河口湖ICから約50分で到着します。

DATA

総延長:約30km

道の駅:なるさわ、かつやま、富士吉田

アクセス:中央自動車道・河口湖IC~県道707号

通行料金:バイク(125cc以上)1680円(五合目往復)      

※営業時間内のみ通行可。

営業時間は天候や季節によって変動。

冬季閉鎖:通年営業だが積雪・天候によって閉鎖あり。

夏季7月15日~8月31日はマイカー規制。

長野県

奥志賀林道/県道502号線

奥志賀林道

奥志賀林道は、長野県の北部に位置する美しいドライブコースです。この林道は、奥志賀高原と野沢温泉を結ぶ約50kmの道で、全線が舗装されています。かつては「奥志賀スーパー林道」とも呼ばれていました。この道は、特に新緑の季節や紅葉の時期におすすめです。道中にはブナの原生林が広がるカヤノ平や、奥志賀高原スキー場などの観光スポットがあります。また、雑魚川沿いの美しい景色や、秋山郷へのアクセスも魅力の一つです。ただし、冬季は豪雪のため閉鎖されるので、走行可能な期間は限られています。ドライブやツーリングを楽しむ際は、事前に道路情報を確認することをおすすめします。

DATA

総延長:約50km

道の駅:花の駅千曲川、北信州やまのうち

アクセス:  

・上信越自動車道路・信州中野IC~国道292号~蓮池交差点左折~奥志賀高原

冬季閉鎖:11月初旬~6月初旬 (積雪状況により変動)

戸隠バードライン/県道506号線

戸隠バードライン

戸隠バードラインは、長野市街地から飯綱高原や戸隠高原への観光アクセスを向上させるために建設された道路です。全長約17kmで、もともとは有料道路として1964年に開通しましたが、現在は無料で利用できます。この道路は、善光寺から戸隠神社や鏡池などの観光スポットへアクセスするためのルートとして人気があります。途中には「七曲り」と呼ばれる急カーブが連続する区間があり、運転には注意が必要ですが、景色が美しいためドライブには最適です。 特に春の桜や秋の紅葉の時期には、多くの観光客が訪れます。道中には休憩スポットや展望台もあり、戸隠山や北アルプスの美しい景色を楽しむことができます。

DATA

総延長:約17km

道の駅:しなの

アクセス:上信越自動車道路

・須坂長野東IC~県道58号~県道37号~県道506号

冬季閉鎖:なし

麦草峠(メルヘン街道)/国道299号線

麦草峠

麦草峠(むぎくさとうげ)は、長野県茅野市と佐久穂町の間に位置する峠で、標高は2,120メートルです。国道299号線、通称「メルヘン街道」の最高地点(標高2,127メートル)にあります。メルヘン街道は、長野県茅野市の蓼科高原から南佐久郡佐久穂町を結ぶ全長38kmの山岳ドライブコースです。この道は北八ヶ岳を横断し、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。特に春の新緑や秋の紅葉シーズンは絶景が広がり、ドライブやサイクリングに人気のスポットです。麦草峠周辺には、白駒の池や原生林、苔の森などの観光スポットが点在しており、ハイキングや自然散策を楽しむことができます。また、峠の近くには温泉もあり、ドライブの途中で立ち寄るのもおすすめです。

DATA

総延長:約17km

道の駅:なし

アクセス:

・中央自動車道・諏訪IC~国道152号~国道299号

・中部横断自動車道

・八千穂高原IC~国道299号

冬季閉鎖:11月中旬~4月中旬

ビーナスライン

ビーナスライン

ビーナスラインは、長野県にある全長約75.2kmの絶景ドライブルートです。茅野市から美ヶ原高原までを結び、標高1,400m以上の高原地帯を走ります。このルートは、アルプスの山々や高山植物の美しい景色を楽しむことができ、特に夏の高山植物や秋の紅葉が見どころです。ビーナスラインは、以下の4つのエリアに分かれています。

蓼科エリア:蓼科湖や北八ヶ岳ロープウェイなどがあり、温泉やレジャー施設が充実しています。

白樺湖・女神湖エリア:ファミリーやカップルに人気のレジャースポットが集まっています。

霧ヶ峰・車山エリア:ニッコウキスゲの群生地や霧ヶ峰自然保護センターがあります。

美ヶ原エリア:美ヶ原高原美術館や美しの塔などがあり、広大な高原の景色を楽しめます。

ビーナスラインは無料で通行でき、ドライブやツーリングに最適な場所です。どの季節に訪れても、それぞれの魅力を楽しむことができますが、特に夏の涼しさと秋の紅葉が人気です。

DATA

総延長:約70km

道の駅:美ヶ原高原美術館、ほっとぱーく蓼科、女神の里たてしな、霧の駅

アクセス:

・中央自動車道 諏訪南ICから国道152号で白樺湖。もしくは諏訪南ICから八ヶ岳ズームライン~八ヶ岳エコーライン~国道152号で白樺湖。裏ルートで諏訪IC~国道20号~県道40号~霧の駅などもある。

・上信越自動車道 佐久小諸JCT~佐久南IC~国道142号~県道152号または県道40号を走り女神湖経由で白樺湖。

・松本市方面から、県道67号と283号(アザレアライン)を走り扉峠で合流。冬季閉鎖中、美ヶ原山本小屋へは、国道142号和田宿から県道178号で。(冬用装備必須)

冬季閉鎖:11月下旬~4月20日前後

美ヶ原高原道路

美ヶ原高原道路

美ヶ原高原道路は、長野県松本市に位置する美しい高原道路です。この道路は、美ヶ原スカイラインの終点から美ヶ原自然保護センターまでの約5.4kmの区間を指します。 現在、美ヶ原高原道路の一部区間(武石峠~番所ヶ原スキー場)は土砂崩落のため通行止めとなっています。松本市方面から美ヶ原高原美術館へ行く場合は、よもぎこば林道を経由してビーナスラインを利用することが推奨されています。美ヶ原高原は、四季折々の美しい風景が楽しめる場所で、特に夏には涼しい気候と広大な草原が魅力です。ハイキングやドライブに最適なスポットです。

DATA

総延長:約2 km

道の駅:なし

アクセス: 現在2020年7月の豪雨災害による崩落のため、武石観光センター先の番所が原スキー場上から武石峠が通行止めのままだ。そのため、松本市の松本浅間CCから美鈴湖を通るルートがアクセス道路となっている。従来利用できたビーナスライン美ヶ原高原~武石観光センター~武石峠経由のルートは2020年7月現在残念も使えない。なお、ナビ検索では浅間温泉経由のルートが示されることがあるが、道幅が狭く急勾配なのでクルマにはお薦めしない。   

国道254号の三才山トンネルは2020年9月から無料化された。

・長野自動車道松本IC~国道254号~松本浅間CC~美ケ原林道~県道&”号~自然保護センター

・上信越自動車道路同部湯ノ丸IC~国道18号~国道152号~国道254号~松本浅間CC~美鈴湖~美ヶ原林道~県道62号~自然保護センター

冬季閉鎖:11月下旬~4月20日前後

野麦街道

野麦街道

野麦街道(のむぎかいどう)は、長野県松本市と岐阜県高山市を結ぶ歴史的な街道です。この街道は、特に明治時代から大正時代にかけて、飛騨地方から岡谷・諏訪の製糸工場へ働きに出た女性たち(女工)が通った道として知られています。野麦街道は、標高1672メートルの野麦峠を越えるため、冬季には積雪で通行が困難になることもありました。この峠は街道の最大の難所であり、厳しい道のりでした。現在でも、約1300メートルほどの旧街道跡が「旧野麦街道」として残されており、当時のままの姿を保っています。この街道は、信濃(長野県)と飛騨(岐阜県)を結ぶ重要な交易路であり、米や清酒、海産物などが運ばれていました。また、野麦峠には「お助け小屋」と呼ばれる避難所も設けられていました。

DATA

総延長:約○○ km

道の駅:飛騨たかね工房

アクセス:

・長野自動車道・松本IC~国道158号~県道26号~県道39号

・中部縦貫自動車道 高山IC~国道41号~国道361号~県道39号

冬季閉鎖:11月初旬~4月中旬(積雪状況により変動)      

※野麦峠は2021年の土砂崩れのため2022年中通行止め。

新潟県

笹川流れ/国道345号線

笹川流れ

笹川流れは、新潟県村上市にある美しい海岸線の名称です。日本海の荒波によって形成された奇岩や岩礁、洞窟などが11kmにわたって続いており、その景観は国指定の名勝および天然記念物となっています。澄み切った碧い海は日本屈指の透明度を誇り、特に遊覧船からの景色が人気です。遊覧船では、眼鏡岩や恐竜岩などの奇岩を間近で見ることができ、カモメに餌付けをする体験も楽しめます。アクセスはJR羽越本線の「桑川駅」や「今川駅」から徒歩5分程度で、車の場合は日本海東北自動車道「村上瀬波温泉IC」から約45分です。

DATA

総延長:約30km

道の駅:神林穂波の里、笹川流れ、あつみ

アクセス:  

・新潟側/日本海東北自動車道

・村上瀬波温泉IC~国道345号  

・山形側/日本海東北自動車道

・あつみ温泉IC~国道7号

冬季閉鎖:なし

奥只見シルバーライン/県道50号線

奥只見シルバーライン

奥只見シルバーラインは、新潟県魚沼市にある全長22kmの道路で、そのうち18kmがトンネルで構成されています。この道路は、奥只見ダムの建設資材を運ぶために作られました。名前の由来は、かつてこの地域が銀山として栄えていたことから「シルバーライン」と名付けられました。 シルバーラインを通ると、最後のトンネルを抜けた先に奥只見湖が広がり、雄大な景色を楽しむことができます。また、トンネル内はひんやりとしており、夏でも涼しいドライブが楽しめます。訪れる際は、奥只見湖の遊覧船や奥只見ダムの見学もおすすめです。特に秋には紅葉が美しく、多くの観光客が訪れます。

DATA

総延長:約22km

道の駅:ゆのたに、尾瀬檜枝岐

アクセス:  

・関越自動車道・小出IC~国道352号~県道50号

冬季閉鎖:1月初旬~4月初旬 (積雪状況により変動)

注意:全線二輪車通行禁止

弥彦山スカイライン/県道561号線

弥彦山スカイライン

弥彦山スカイラインは、新潟県にある全長13.7kmのドライブコースです。弥彦山の頂上まで続くこの道は、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。特に、越後平野や日本海、佐渡島の眺望が魅力です。弥彦山スカイラインは、標高634mの弥彦山頂公園まで続いており、途中には回転昇降展望塔「パノラマタワー」やレストランもあります。夕日や夜景も素晴らしく、特に日本海に沈む夕日は絶景です。ただし、二輪車は通行禁止で、夜間(23:00~5:00)や冬季(12月1日~3月31日)は通行止めとなるので注意が必要です。

DATA

総延長:約○○ km

道の駅:国上

アクセス:  

・関越自動車道・三条燕IC~国道289号~県道29号

冬季閉鎖:12月~3月末 (積雪状況により変動)

注意:二輪車の通行禁止

石川県

なぎさドライブウェイ

千里浜なぎさドライブウェイ

千里浜なぎさドライブウェイは、石川県羽咋市にある全長約8キロメートルの砂浜の観光道路です。日本で唯一、一般の自動車やバスが砂浜の波打ち際を走行できる場所として知られています。このドライブウェイは、砂の粒子が非常に細かく、海水を含むことで固く締まるため、車が砂に埋もれずに走行できるのが特徴です。また、水平線に沈む夕日や、波の音を聞きながらのドライブは、訪れる人々にとって特別な体験となります。アクセスも良好で、のと里山海道の今浜ICや千里浜ICからすぐに到着できます。通行は24時間可能ですが、天候によっては通行規制がかかることもあるので、事前に確認することをおすすめします。

DATA

総延長:約8km

道の駅:のと千里浜

アクセス:のと里山海道

・千里浜IC または 今浜IC

冬季閉鎖:なし

福井県

三方五湖レインボーライン

三方五湖レインボーライン山頂公園

三方五湖レインボーラインは、福井県にある絶景ドライブコースです。全長約11.24kmの有料道路で、美浜町笹田から若狭町海山まで続いています。この道を走ると、三方五湖や日本海の美しい景色を楽しむことができます。レインボーラインの山頂には「レインボーライン山頂公園」があり、ここからは三方五湖と日本海を一望できる絶景が広がります。公園内には足湯の展望台やバラ園があり、リフトやケーブルカーでアクセスできます。三方五湖は、日向湖、久々子湖、水月湖、菅湖、三方湖の五つの湖の総称で、それぞれ塩分濃度が異なるため「五色の湖」とも呼ばれています。訪れる際は、ぜひカメラを持って行って、素晴らしい景色を楽しんでくださいね!

DATA

総延長:約11km

道の駅:三方五湖

アクセス:

・北陸自動車道

・敦賀IC~国道27号~県道214号 笹田交差点

・舞鶴若狭道・若狭三方IC~県道244号もしくは県道216号

通行料金:二輪車/740円、自動車/1060円(現金・回数券)

通行時間:7時30分~18時30分、夏季(7/21~8/31)7時~19時、冬季(10月~4月)8時~18時

冬季閉鎖:なし