幸福の世界

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新型コロナウイルスの感染が広がり、瞬く間に多くの命が失われ、日常生活が奪われた。人々は、激変する世界をどのようにとらえているのだろうか。

神戸ラーメン

神戸ラーメン兵庫県神戸市近郊で食べられているラーメンの通称。後述するように、いわゆる「ご当地ラーメン」ではない。

中華そば@もっこす総本店

神戸のラーメンには統一された特徴はありませんが味やスタイルはさまざまです。したがって「神戸ラーメン」は「神戸ラーメン」と同義であり、それ以上でも以下でもない。「神戸ラーメン」という言葉は1984年に神戸ラーメン第一旭 (アサヒフーズ) がフランチャイズを開いたときに命名された。神戸市民の間では「神戸コロッケ」と同様に店の名前や商標であると考えられており「神戸ラーメン」という認識はない。

元祖神戸ラーメン
神戸のラーメンは1970年頃までは豚肉を使用した無色透明の広東式すまし汁に縮れていない柔らかい麺 (ほとんどが平打ち麺) を混ぜただけのシンプルなスタイルでした。茹でたもやしネギ焼豚 (無着色) が定番でワンタン麺も好評でした。神戸には戦前から多くの華僑が居住しており伝統的な食文化から醤油を好む関東地方とは異なり少量の塩や薄口醤油を使い素材の風味を生かした関西風中華料理が発達した。現在でも町中の中華料理店で供されるラーメンの多くはこのタイプであり濃厚で脂っこいラーメンが登場後も中高年や女性を中心に根強い人気が続いている。

第一旭
1971年には京都第一旭の暖簾分けとして神戸に進出。現在の神戸ラーメンの原型といえる。現在の感覚ではあっさり系に分類されることもあるが当時は脂っこい濃口醤油味で硬めの麺やネギを多く入れてスープを作った後に豚肉をスライスしてボリュームのある味にしたチャーシュー麺が斬新な味として労働者や学生の間で流行した。

もっこす
もっこす第一旭の味をベースに同店の出身者が豚骨や背油を使ってコクを出し若者向けにアレンジした二代目の人気店。現在の神戸の代表的な味として親しまれているが、第一旭が大量の豚の薄切り肉と大量のネギを持ち込んだ京都ラーメンのスタイルはしっかりと受け継がれている。

より濃厚な味わいを求める第一旭の衰退とともにもっこすに代表される類似の店も出現したが基本的には第一旭の味とスタイルを継承発展させた店がほとんどである。その意味で今日の神戸ラーメンの原型は京都の第一旭です。

第一旭とその系統であるもっこすや神戸っ子などのカウンターにはニンニクの唐揚げ、おろしニンニク、ニラ、ラー油などの定番のトッピングに加え千切りにした黄色いたくあん添えられている。これはラーメンとライスを注文する人向けですがラーメンにたくあんをトッピングする人もいます。

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